崩壊した丘陵登り。
2019/02/14 木曜日 - 11:23:47 by nimo昨日の続きです。
「いざ、法泉寺を出発(^◇^)ノ」と意気込んだ時に聞こえてきた
低いズドーンという音。
武甲山が発破をかけられ、白い煙が立ち上がってます。
ちょっと悲しい気分になったんだけど、武甲山のセメントは2020年
東京オリンピックの建設ラッシュで注目を集めているそうで。
もし使われるのであれば、大切に有意義に使って欲しいな。
オリンピック終わったらその建物はハイ放置〜!みたいな扱いは
絶対にしないで欲しいです(`・ω・´)ノ
恐怖の階段を1段1段確認するように時間をかけて降りたら、あとは
お寺の前の道をひたすら真っ直ぐ歩くのみ。
ε=ε=ε=ε=┏(; ̄▽ ̄)┛
誰にも会わず、たまに車が私を追い越していくっていう状況の中で
30分くらい歩いたところに大きな案内板が。
次に向かうのは音楽寺。今日も25→23番と逆走ルート
しばらくすると奥に秩父公園橋が見えてきました。
橋のケーブルがハープのように見えるコトから、ハープ橋とも呼ばれる
そうで。
めっちゃ遠くに見えるけど、まずはこの橋を目指します。
こんな感じのところを緩やかに上がったり下ったりを繰り返し、
なんとか橋まで到着したのはいいんだけど〜。
目指す音楽寺はちょっとした丘陵エリアにあるんだよね。
私からしたら、ちっちゃな山にしか見えなかったけど(  ̄_ ̄)
どのくらいの坂なんだろう?と車が登っていく様子を見ると、うーん、
結構急な坂っぽい。
バスでも行けるんだけど、しばーらく来ない。
と、その時。
腰の曲がったおばあさん2人が、えっちらおっちらとその坂を上がってる
姿が見えたので、
「私にやれないコトはない(* ̄0 ̄)!!」と一発奮起
杖をガシガシ付きながら歩き始めたんだけど〜。
いや〜、もう言葉にならないくらいキツかったです
10分しない内に心臓はバクバク、汗はダラッダラ。
今ならバス停に戻れる…けど、戻るのも面倒くせーみたいな感じで、
1歩1歩なんとか前に足を踏み出してカメのようにノロノロと。
左側の道路を必死こいて上がり、このあとですよ。
右側の上り坂の斜面の凄さ、分かります?
体を立てては歩けません、思いっきり前傾姿勢でないとうしろに
ひっくり返りそうなくらいの坂が延々と続くんです。
ひたいから流れてアゴからポタポタ落ちるくらいの汗をかいてたので
水分補給しようとペットボトルのお茶を取り出すも、残りひと口で
終了( ̄ロ ̄lll)( ̄ロ ̄lll)( ̄ロ ̄lll)
そうなんだよね、全く予定してなかったコトだから飲み物にも全然
気が回らず…でした。
周りに人は全然いないから、もう「あ”ー!」だの「まだかよ!!」と
好き放題にわめき散らしながら歩くも、何故か途中から
「ヒッヒッフー、ヒッヒッフー( ̄o ̄;)」
ラマーズ法か?の世界でした
途中、もうダメだ(|||▽||| )と立ち止まって天を仰いだ時、口から出た
言葉がなんと。
「ホッホーーーーーーーーッッ( ̄◇ ̄;)!」
フクロウの鳴き真似でした
無謀にも歩きで来てしまった後悔と、でも行かなきゃ終われないって
いう使命感と、自販機もない&水分が全く手元にないっていう恐怖心
とでなんだかもう精神崩壊状態でしたよ。
半世紀超えの女とはとても思えない「クッソ〜(▼ヘ▼#) 」を連発
しながらヨロッヨロになってやっと、やっと、やっと到着。
まずは観音堂へってコトで向かったらなんと!!
え、また階段??
「もぉ〜嘘だろ、マジでぇ〜(=`ω´=)」しかなかったです。
悪態ばっかついてたから、このお寺からはご利益頂けないでしょう。
第二十三番札所・音楽寺
ご本尊 聖観世音菩薩
参詣の前に、まずは鐘を。
私の前におじさんがいてついていたんだけど、それはそれは美しい&
ちょっと高めのどこまでも響くコォーーーーン♪という音。
なのに、ヘロヘロ状態の私がついたらめっちゃ低いグォーーーーン♪
なんだかな、おどろおどろしい感じてんこ盛りでしたね( ̄_ ̄|||)
どのくらいの高さまで登ったかというとですね…。
ちょっと暗くて分かりにくいんだけど、山の手前の茶色いところが
秩父市街地です。
バス停近くの駐車場にあった自販機のお茶が、ホント美味しかった。
体の細胞ひとつひとつに染み渡っていくのが分かるようだったもん。
ちょこっと咲いてた梅の花に癒されまくりました。
とりあえず、無事に回れて良かったです。ただただ、安堵。
2月13日 第9回秩父札所巡り
歩行距離 13.1km
歩数 18,247歩
さすがにちょっと体には厳しかったようで、帰りの特急でいきなり
鼻血がブー(* ̄ii ̄)
夜は手足の震えと痛みが憎悪してしまい、かなり苦しみました。
無理は禁物なのは分かってるんだけどね、ついつい。
次回からは気をつけましょう☆