親になる資格。
今日、仕事で郵便局に行ったときのこと。
ヨチヨチ歩きの子供が、狭いロビーをあちこち歩き回っては本を床に
落としたり、チラシを破ってみたり、植木の葉っぱをむしってみたり、
赤の他人のコートを引っ張ってみたりとやりたい放題していた。
子供嫌いの私としては、こういう光景がメチャクチャ腹立たしい
「親は一体何をしてるんだよ!」
と辺りを見回すけど、お母さんっぽい人が見当たらない。
まさかあんなちっこいのが1人で郵便局に来るはずないし、自動ドアが
開いた瞬間に入り込んだっていうのも考えにくいし…( ̄ー ̄?)
なんてあれこれ考えてたら、その子が窓口前の床に座り込んでしまった。
「そんなトコに座ったら呼ばれたお客の邪魔だろう。親はどこだよ 」
と、更にイライラがヒートアップ。
その時。
「キャハハハハッッ!見て見て、○○あんなトコに座ってるよ。」
え?お母さん、いたのかよ!?と声のした方を振り返って、ビックリ!!
おそらく20歳前後でしょう。
若いというか、何一つ常識というものが身についてないんだろうなって
感じの男女が3つあるイスをふたりで独占。
見るからにだらしのない格好をした男は、携帯のメールに夢中。
その横の女は、これまた化粧に夢中。
「あのさ、この前買ったクリーム塗ったあとこのファンデつけると、
超〜もちがいいんだよ。」
「ヘェ、すげーじゃん。」
こんな会話をしていたふたり。
しばらくすると男の方が立ち上がり、
「もう行こうぜ。」
と言うと、さっきまで歩き回ってた子をヒョイっと抱えて外へ。
その後を、
「え〜、ちょっと待ってよぉ〜。ママを置いて行かないで〜。」
と言いながら追いかける女。
「…。あんたら、用事が済んだ後にイスにふんぞり返ってたのかよ 」
たぶん、そう思ったのは私だけではないでしょう。
番号札を持って立ったまま待ってる人が大勢いる中での、あの行動。
しかも、あんな小さな子がいる一応『親』という立場でありながら。
奴らはもうどうでもイイんだよ。
どうせろくでもない人生を歩むんだろうから。
ただ、あんな親に育てられている子供の行く末を思うと…。
余計なお世話だろうけど、可哀相かなぁ〜。
勢いで子供産むことは出来るだろうけど、その後育てて行かなきゃいけ
ないって自覚はあるんだろうか(  ̄_ ̄)
可哀相な子供を増やさない為にも、親になる資格がある人にだけ
子供産める制度とか作ればいいのに。