おばちゃん。

家に着き、ふと電話を見ると留守電のボタンがピコピコ。
「誰だろ?」っと思いながら再生したら、聞き慣れた声。母親からだった。
で、メッセージを聞いて…硬直。

どうやら来年の4月に、私はおばちゃんになるらしい。
何と、弟のお嫁さんが“おめでた”だそうで。
先週遊びに来た時は何も言ってなかったから、その後に分かったのかな?

何て言ったらいいのかなぁ、この感覚っていうか、感情っていうか…。
「やったじゃ〜んっっ!おめでと〜っっ!!キャ〜、良かったぁ〜っっ!!」って
いうんじゃ全然ないし。
「あ…、そうなんだ。ふ〜ん。」みたいな、そんな感じ。
もしかして私って、超冷め冷め人間???

ただちょっとだけホッとしたのが、両親に孫という存在が出来たこと。
これは、正直嬉しかった。
父方も母方も、親戚中で孫がいないのはうちの両親だけだったから。
母親は私と同様に子供が嫌いだから、まぁどうでもいいんだけど、
父親は大の子供好き。親戚のちっちゃい子を相手にいつも楽しそうにしてるらしい
から、口には出さなくても自分の孫、欲しかったと思うし。

長女の私が『結婚はしないし子供も産みません宣言』をした以上、
残された希望は弟夫婦たちへ。
ちょっと失礼な話かもしれないんだけど、「おめでとう」よりも「ありがとう」の言葉を
彼らには送りたい。
父親が超〜デレデレのおじいちゃんになるのが、もう目に浮かぶよ。
おもちゃとか、山のように買いそう。

両親がおじいちゃんとおばあちゃんになれたことが、とにかく私は嬉しい。
五体満足な元気な赤ちゃんが生まれますように。

それにしても…私、おばちゃんかぁ。何か、変なの。

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