nimo、何してるの？

家に帰ってきてＴＶを付けたら『タイタニック』をやって
いた。この映画を見てプリプリ（レオナルド・ディカプリ
オ）のファンになり、５回も映画館で見て、ビデオも予約
して買って、数え切れない程見ては大号泣してたっていう
結構自分的にも想い出深い作品のひとつなんだよね。
で、｢懐かしいなぁ〜｣なんて思いながら、殆ど会話の内容
は頭に入ってるから、スットコドッコイな吹き替えじゃな
くてちゃんと英語バージョンで見てたの。
その内にだんだん涙腺が緩んできてダム決壊の如く泣きな
がら、タイタニックが海に沈むっていう、まさにその瞬間
悪魔男hirisから電話が・・・。

半べそ状態で電話に出たとたん｢あ、おネムでちたか〜？｣
とふざけたことをぬかしてるから、タイタニックがいかに
感動作品であるかを教えてあげてたら、人の話を遮って
奴が言った言葉。
｢あ〜、おもしろタイタニックね。ハリウッド版新喜劇、
感動と涙と笑いとってやつだろ？ディカプリオが愛の告白
とかし始めると、横で“網走まで小走り”とか“あなたは
ガンです、ガ〜ン”みたいなギャグいう奴がいてね（笑）｣
だって。

バッカじゃないの？飲んでイイ気分になって、駅のホーム
でそんな事言って大声で笑ってるお前の頭が新喜劇だよ！
１０年近く心の支えであり憧れの王子様だったプリプリを
全否定されたようで、かなり反撃してみたんだけど、
嫌がらせモードにスイッチの入ったhirisは、さらに馬鹿
トークを炸裂させて
｢でさぁ、ディカプリオも言うんだよ、“間違いない”
ってさぁ〜。ウッカカカカカ！！｣

当然のことながらＴＶのスイッチをすぐに消し、密かに
｢もうタイタニックなんか２度と見ないぞ｣と心に誓った。
人の大切にしてた思い出を吉本ネタで粉砕していくhiris
に、どうか１日も早く罰が与えられますように・・・。