癒しは怪しい。
2005/12/10 土曜日 - 19:46:37 by nimo今日・明日と国際展示場で開催されている癒しフェア2006に行って
きた。個人的には“匂い系”のものに日々かなり癒されてるから、何か
その関連グッズで普段お目にかかれないようなものがあれば…って事で
足を運んだんだけど〜。
まずビックリしたのが、来場者の数。これは正直、驚いた
入場チケットを受け取るまでが、大変大変。物凄い列の長さだった。
「みんなストレス社会で生きてるからなぁ。癒されたいんだよね〜。」
って心の中で共感を得ながら、いざ会場へ。
しか〜し。
目の前に繰り広げられている怪しげな商品紹介の文句・ポスター・
チラシetc,etc…に、ぶっちゃけ唖然。
もうね、私的には「なんじゃこりゃ 」の世界でした。
パワーストーン、貴方のオーラ測定します、血がサラサラになる
マッシーン、天使のメッセージ伝えます、宇宙エネルギーで素敵な
貴女に、スピリチュアルカウンセリング、占い、チャクラーetc,etc…
人それぞれ感性や価値観が違うからね、どんな方法で自分を癒すかは
各々の勝手だけど、個人的にはこういった類いのものは、胡散臭い上に
鬱陶しくてたまんない
おまけに、疲れきった現代人が求めてる“癒し”に便乗して儲けたろ
みたいな感じがプンプンする。
「私はね、みなさんとは違うんですよ。特別なエネルギーを感じる
ことが出来るんですっっ!!」
ってマイク片手に熱弁を振るってた人を見た時は、このフェアに来るん
じゃなかったって、マジで後悔
入場無料チケットを持ってたのが、せめてもの救いかも。
世の中、癒しといっても色々あるのね〜ってことを学んだ1日だった。
私にとっての癒しはリラックス出来る香りや嗜好品、音楽、マッサージ、
好きな場所でのひとりの時間などである。
エネルギーだの、不思議なパワーだの、波動だの、テレパシーだのって
いうのは、いくら癒しのジャンルに入ってるとしても受け付けられない。
怪し過ぎるもん、だってそんなの〜
どうしても、どう考えても理解出来ないし納得いかない。
まるで○○の世界だよ。
自分にとって何が“癒し”なのか、きちんと見極められた貴重な1日
でした