場内が桜色。
おととい9日。
歌舞伎座で『七月大歌舞伎』夜の部を観てきました〜♪(* ̄ー ̄)v
演目は通し狂言『星合世十三團(ほしあわせじゅうさんだん)』。
歌舞伎三大名作のひとつ『義経千本桜』を現代風にアレンジして
宙乗りや大立ち廻りを取り入れ、主要な登場人物の十三役を
海老蔵さんが早替わりで勤めました。
今月のポスターです。
左側に海老蔵さんの十三役の姿が。
これまでかなりの数の演目を見てきたけど、今回ほど気持ちが高ぶって
手の感覚がなくなるくらい拍手を送り続けたコトはなかったかも。
海老蔵さんの“お客さんを舞台に引き込む力と気迫”は本当にお見事!
としか言いようがない、素晴らしかったです。
早替わりだけでも大変なハズなのに役ごとに声も変え、そして
何よりも驚愕だったのはあの膨大なセリフの量( ̄◇ ̄;)
4時間超えの演目だったけど、ほっとんど海老蔵さんが出ずっぱりで
喋りっぱなしだったからね、もうマジでスゴすぎる
いつのよりテンション高めで観れたのは、席のおかげもあったよね。
3階席の1番前、若干上手寄りのこの席。
もうね、視界に人の頭がないって本当に幸せ
1度この光景を味わっちゃうとなぁ…来月からも戻り狙いでA席GET
しちゃう(; ̄ー ̄)??
すでにそんな気になってます。(強欲さ丸出し )
海老蔵さんだけで十三役、もちろん他の役者さんも出てるから登場
人物がやたら多く途中で頭がこんがらがったりもしたけど、要所要所
での見せ場には息を飲み、心が震え、泣きそうになり…etc,etc
お客さんたちからも感動の声が上がってて、歌舞伎座全体が物凄く
熱かったような気がするな。
ただですねぇ…。
やっぱ4時間超えは非常に長く、体はもう悲鳴上げっぱなしでした。
さすがに最後の幕間の時はあちこちから足が痛い、腰が痛い、少し
動かないとエコノミー症候群になっちゃうっていう声が( ̄ロ ̄lll)
でも、でも、でもっっ!!
最後の最後、場内が真っ暗になったかと思ったら力強い三味線と
幻想的なプロジェクションマッピングで海老蔵さんの十三役を再度
目にするコトが出来ました。
その後ご本人が舞台に登場、満開の桜吹雪の中での切口上。
これだけでも針が振り切れるくらい感動したのに、なんと!!
ブワァーーーーーーーーーーッッ!!!という音とともに、歌舞伎座
場内がピンク色に染まるほどの桜吹雪が客席に\(*^▽^*)/
ハンパない量でしたよ、本当にスゴかったです。
終演後にパチリ♪
記念に写メ撮っておきました(*^^*)
お客さんの歓声、いつまでも鳴り止まない拍手。
体の痛みなんて、もうどっかに吹っ飛んでたよね。
いつまでもその場で拍手を送っていたかったくらい、心の底から
大満足の夜でした。
市川海老蔵としての集大成だったのか、来年團十郎を襲名するに
あたっての決意表明だったのか。
観る側も気合が入る舞台でした。
戻りチケットに感謝☆
★おまけ★