『羊たちの沈黙』。

ついに洗濯機がダメになった。もう10年以上、最低でも週に2回は使ってきてたからね、もうそろそろ寿命なのかも。ちょっと前から何となく脱水があまくなってきたような気はしてたんだけど、今日は何気に気合の入ってない回り方と音がしてたし。ピーッていう洗濯終了の合図はいつもと同じに威勢がイイんだけど、フタを開けて洗濯物を掴んだらグショ〜ン。なんだこりゃ?の世界だった。

早速ダイエーに行って、おNewの洗濯機を購入。予定外の出費でちょっと生活費がピンチになりそうなんだけど、こればかりは仕方がない。今度の土曜日に届けてもらうことにした。その後スポーツ館の方へ行き、自転車のサドルを少し下げてもらった。今まで、乗ると足が地面に着かなくて怖くて仕方なかったんだけど、今度はベッタリとちゃんと着くから安心、安心。右ハンドルについてる3段階ギアの切り替えにも挑戦。フフン、これで坂道なんて楽勝さ!なんて思ったのもつかの間。ギアをいじくった程度でどうにかなるってもんじゃないくらいに、坂が多くて本当にウンザリ。膝が痛くて仕方ないよ。それでもめげずに今日もコキコキ…。

先日TSUTAYAの会員になったんだけど、家から一番近いトコが東急東横線・学芸大学の駅のそば。「遠いんじゃないの〜?」って思ってたんだけど、何てことはない、自転車で行ったら結構近かった。だんだん周辺に何があるかが分かってきて、便利な街であることを再認識。ついでに図書館も…って探し始めたのはいいけど、場所がうろ覚えだった為に途中でどこ走ってるのかが全く分からなくなっちゃって焦った、焦った。何度通行人に「ここはどこですか?」って聞こうかと思ったけど、変に思われても嫌だし、町名とかを言われても何のこっちゃらさっぱり分からないからひたすら走る走る。やっと大通りに出た時は泣きそうになってた。

午後、この前買った『羊たちの沈黙』を見る。この映画は、完璧に満足感を得られる私の好きな作品のひとつなんだよね。何年かぶりに見たけど、レクター博士(A.ホプキンス)の不気味っぷりやクラリス(J.フォスター)の知的さ、猟奇殺人犯“バッファロー・ビル”の異常さにどんどん吸い込まれていくような感じで、久しぶりにゾクゾクしながら映画を見たって感じがした。サイコ・スリラーをうたってる作品がやたらとあるけど、この映画を超えるものはまだ出ていないと私は思うよ。

DVDは何が素晴らしいって、本編の他に監督や関係者のドキュメンタリー、メイキングや未公開シーンetc…が収録されているところ。1991年に主要5部門でアカデミー賞を受賞したのは有名な話だけど、式当日、多くのゲイが集結して作品に抗議をしたそうで。理由は、この映画の中でゲイを猟奇殺人犯にしたということ。このことに彼らは怒ったらしい。が、監督や脚本家にとっては寝耳に水の話。何故なら、犯人はゲイっていう設定を全然してなかったから。私も全くそう思わずに見てたから、この話を今回知って結構驚いた。バッファロー・ビル役を演じた俳優(テッド・レヴィン)もまさかこんな事になるなんて夢にも思ってなかったらしく、かなり困惑したんだって。でも、実際かなり大規模は抗議に発展したから、誤解を与えるようなことになって申し訳なかったと謝罪の場を設けたそうで。
この騒動を受けてかどうか真意の程は分からないけど、監督が次に手がけた作品が『フィラデルフィア』。ほぉ、なるほど…って思ったのは、果たして私だけかな?

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