重たい映画。
2007/02/24 土曜日 - 19:55:16 by nimo今日は、風さえなければ暖かい1日だったんじゃないかなぁ〜
ベランダでお洗濯物を干してる時、陽射しがとても気持ち良くて
ポカポカだったんだけど…。
春がもうそこまで来てるのか、それとも相変わらず異常な暖冬のせいなのか。
桜の開花も今年は随分早いようで。
春をすっ飛ばして、いきなり夏 なんてことはないよね〜( ̄ー ̄;
今日は朝から映画鑑賞しまくり。
で、久しぶりに重たい映画を1本観た。
確かアカデミー賞とったんじゃなかったけ?
(どの部門かは忘れたけど…)
いつもだとエンドロールが始まるとさっさと停止ボタン押してDVDを
片付け始めるんだけど、今日ばかりはしばらく立ち上がる事も出来ず。
性同一性障害だった女性の実話をもとにしたもの。
これが本当に起こったことなんだと思うと、う〜ん、切な過ぎるなぁ。
主人公のブランドンは何も悪くない…とも言いきれない部分もあるし、
かと言ってあ〜いう仕打ちや結末を迎えなければならない理由は
絶対どこにもなかったと思うし。
ブランドンが実は女だってことがバレたあとは、見てるのが辛かった。
どんなにキモいホラーやスプラッター見てても目をそむけないのに、
今回は苦しくなって下向いちゃったシーンもあったし。
彼女をとりまく人達の気持ちや感情も理解出来るだけに、溜め息ばかり。
ストーリーは全然違うんだけど、見終わった後に何故かミスティックリバー
をふと思い出した。
ラナを愛するが故に、一歩引いて距離を置こうとしたブランドン。
娘を愛するが故に、犯人をこの手でと突っ走ったジミー。
相手を想ったがために自分の命を奪われた人と、相手を想うあまり他人の
命を奪った人。
どっちも同じ人間なんだよね。
この手の映画は、見終わった後にホント色々考えさせられる
夕ご飯食べたら気分転換にアメリでも見よ。