安心と不安と。
2008/01/09 水曜日 - 23:22:18 by nimo昨日から、父の抗がん剤治療が始まりました。
抗がん剤って言われても、テレビとかから得た知識しかありません。
とにかく苦しいもの、本人はもちろんのこと看護してる人にとっても
大変辛い治療っていう意識しかなかったから、父に会えるのは嬉しいん
だけど、正直なところ昨日は病院へ行くのがとても怖かったです。
物凄く苦しんでたらどうしよう、何をしてあげればいいんだろう、
そばにいれるんだろうか、怖くて泣いちゃうんじゃないかetc,etc…
不安な気持ちいっぱいで、途中何度も大きな深呼吸をしながら病室へ行き
カーテンからちょこっとのぞいたら…。
私に気づいた父が、
「おぉ、nimo。来てくれたのか(⌒-⌒)」
と満面の笑みで起き上がり、
「疲れてないか?はいはい、このイスに座って。」
とイスまで用意。
右手には点滴の管が刺さってます。
「お父さん、これが抗がん剤?」
と恐る恐る聞くと、
「そうだよ。朝食後に1本3時間もかかるやつやって、これが2本目
なんだけど、もうトイレが近くて嫌になっちゃうよ。そう言えば今朝
ビックリしちゃたんだけど、持ってきた目覚まし時計がいきなり6時に
リンリン♪鳴り出しちゃって、病室の人みんな起こしちゃうし看護士
さんが驚いて飛んでくるしで大変だったんだよ〜 」
身振り手振りを交え、顔をクッシャクシャにして笑いながら話す父。
あれ…、抗がん剤投与してるんだよね…( ̄ー ̄?)…..??
もしかして私が来たから無理して喋ってるんじゃ、と思い
「具合悪くないの?気持ち悪いんじゃない??吐き気とかは???」
と聞いたところ。
「全然なんともない 」
たいくつで仕方なかったのか、マシンガンの如く喋りまくる父と
予想と大幅に違う現実に動揺しまくる私( ̄◇ ̄;)でした。
使用する抗がん剤の名前、投与の量&時間、予想される副作用について
などが細かく書かれた用紙を見せてもらってる時に、先生の回診。
「吐き気しない? かゆみや熱っぽさは?? 腹痛はある???」
何を聞かれても「全然なんともないけど。」と答える父に、先生も
「ほぉ( ゚o゚)」
しかも点滴が終わった後CTを撮ることになってたんだけど、看護士さん
が呼びにくるまで待っててねと言ってたにもかかわらず、
「あ、いいよいいよ。もうCT室の場所分かってるから。」と1人で
ズンズン検査室に行っちゃうしC= C= C= C= ┌(・ω・)┘
副作用が翌日以降に出る場合もあるっていうから、もしかして今日
苦しい思いをしてたんじゃ…と思ったら。
今日は今日で、お見舞いに来た田舎の親戚ををわざわざロビーまで
自ら出向いて行って、病室を案内したとか。
しかも陽が当たって暖かいからってことで、2階のスタバでしばらく
お喋りしてたそうで( ´・ω・`)_且~~
う〜ん、苦しんでないってことで素直に喜んでいいのかなぁ〜
それとも、これからが大変なのかなぁ〜。
安心感と不安な気持ちが交互にやってきます。
母曰く、
「お父さんは大丈夫。ガンをやっつけるわよ。だって元気になりたく
て仕方ないんだもの。副作用もなくてケロッとしてるわよ 」
そっかぁ…。
そうかもなぁ〜。
うん、そう信じよう(* ̄∇ ̄)/
でも、毎日神様にお祈りはしますよ。
抗がん剤治療、早く終わって下さいっっ(*・人・*)