2016/08/13 のアーカイブ

雰囲気を楽しむ。

2016/08/13 土曜日 - 22:51:41 by nimo

…ということで。
今日も写真いっぱいになりますよ〜(*^^*)

歌舞伎鑑賞2度目にして昨日は初☆桟敷席でしたからね。
こんな贅沢はありません。

席は1階の東8でした。(花道の反対側)
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席は座椅子&座布団、足元は掘りごたつ式になっているので
足を伸ばそうが正座しようがあぐらかこうが、もう自由です。
幕間を含めて3時間くらいはあるので、楽な姿勢で観れるというのは
本当に有難い限り(⌒-⌒)

桟敷席って席ごとの専用扉があるんですよ。
で、靴脱ぎ場があって席があってカウンターにはお茶が用意されてます。
開演時間前になると係りの人が席の後ろのカーテンを閉めてくれるので、
靴脱ぎ場が見えない状態に。

席が高いところにあるので前の人の頭が邪魔〜 :mad: なんてコトは
なく、斜め方向からではあるけど舞台は非常に観やすいです。
確かに1等席の前列中央とかの方が舞台を真正面から全体を見渡せる
けど、桟敷席はやっぱり独特の雰囲気を楽しむ場でもあるんでしょう。

幕間の食事も専用のものがあり、予約しておくと席の後ろまで運んで
きておいてくれます。
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私はお寿司の方を食べました。
友人の頼んだ幕の内もちょこっともらったけど、美味しいですよ :mrgreen:

それなりの高価な席だけあって、ずーっと気分はフフン♪(* ̄ー ̄)
状態だったかも :lol: :lol: :lol: (こういうトコは精神年齢がお子ちゃま)
パーっと見渡した限りだと、やはり桟敷席にはそれなりにご年配の
ご夫婦が多かったかな〜 :roll:
私や友人は若い方だったような気がしたな。

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今回はこちらを観に行きました。

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夜の部(18:00開演)の2演目です。

正直に言いましょう。
最初の『新古演劇十種の内 土蜘』は、何が何だかさっぱりこんこん
分かりませんでした。
ストーリーはもちろんのこと、出囃子っていうの?
後ろにズラーッている人たちの長唄とか三味線とか小鼓とか舞台脇
で四角くて長い木をババンバンバン!って叩く音しか聞こえてこなくて、
役者さんのセリフも昔の言い回しで全く理解不能( ̄◇ ̄;)

ただ、なんかお殿様みたいな偉そうな人を七之助♡が演じていて、
座ったままだったけどずーっと舞台にいてくれてたのでその後ろ姿を
眺めて満足してました :lol: :lol: :lol:

中村橋之助とか中村獅童も出てたんだけど「え、どれが?」状態。
ただ、勘九郎の次男(3歳)は可愛かったですよ〜。
ちゃんとセリフもあって、一生懸命に大きな声で言おうとしてる姿には
感心&感動。
あんな小さな背中に、もう未来の中村屋を背負ってるんだからね。
生まれながらにしてレールが引かれている人生って、想像つかないよ。

2つ目の『廓噺山名屋浦里』は笑ったよね〜(‐^▽^‐)
こちらはもう分かりやすい言葉と内容で、100%楽しめました。
しかも花魁役の七之助♡が美しいこと :!: :!: :!:
あそこまで綺麗だとね、やっぱ近くで見たいよね。
一度は花道脇の席から間近で直に拝見させて頂きたいものです :oops:

そんじょそこらの男には手の届かない吉原一の花魁・浦里。
気高く気品があるんだけど、実は親に売られてしまうような人里離れた
田舎の貧乏な家の娘。
花魁としてではなく1人の女性として自分に想いを寄せる武士(勘九郎)
に自分の生い立ちを話す場面では、場内から一斉に笑いが起きるほどの
凄まじいなまりっぷりであれは本当にあっぱれでした( ̄▽ ̄*)

七之助♡が
「惚れたずら〜(⌒・⌒)」
と言った時には私は大好きなコマさんを思い出し、テンションMAXに!
いやいやいや、笑いあり魅了ありで素晴らしかったです。

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歌舞伎、ちょっと本気でのめり込むかも。
勘九郎&七之助♡兄弟の出る演目は、今後全て鑑賞していきたいです。
席もね、2等席・3等席と色々体験してみたいよね。

そして、そうだな。
来年2月、勘九郎の息子たちの初舞台はまた桟敷席で観れるよう、
頑張ってお金貯めますか( v ̄▽ ̄) イエーイ♪