吉例顔見世大歌舞伎・その2。

歌舞伎座行ったら色んなモノを体験してみようと思い、昨日は初めて
イヤホンガイドを借りてみました。

先月友人が借りてくれた字幕ガイドは台詞や長唄が全部今の言葉で
画面上に出てくれるもので、イヤホンガイドは舞台や衣装の説明、
その演目の時代背景的なコトをちょこっと一口メモみたいな感じで
話してくれたり、台詞の中の難しい言い回しを解説してくれたり…と
いう感じです。
(台詞や長唄の全てを今風に言い直したりはしないです。)

ただね〜、これはきっと私の頭がバカなんだろうね〜( ̄_ ̄|||)

右耳で長唄や役者さんの台詞を聞いて、左耳でイヤホンガイドを
聞いてっていう2つの作業を一緒にやると、もう何が何だか頭の中が
こんがらがってサッパリこんこん分からなくって :sad:

片方に集中すると、もう片方は完全にお留守状態。
借りた意味がちーっともないんだよね。
私には不向きなんだろうなぁ〜、きっと((((_ _|||))))
たぶんもう借りないかも。

2つ目の演目『毛抜』では、姫の髪の毛が逆立つという奇病の
仕掛けを暴こうとする市川染五郎さんの台詞が面白く、謎解きミス
テリー感が満載でちょっとワクワクしながら観れました。

最後の演目はお父様である松本幸四郎さんが、実直で盲目の按摩を
装っているんだけど実はバリバリ目も見えて人殺しもガンガンやる
っていう悪者を演じる『加賀鳶(かがとび)』。
やってるコトは超〜悪いんだけど、なんか可笑しくて憎めない役で、
最後捕物の場面では舞台上をあちこちコミカルに動き回ってて、
年齢を全く感じさせない身の振りにケタケタ笑いっ放しでした :lol: :lol:

若い役者さんから大御所の役者さんまで、いろんな方の歌舞伎が
毎月観れて本当に楽しく、どんどんハマッてきてます(*^^*)
再来週は夜の部に行くんだけど、その時は片岡仁左衛門さんが
メインの演目が!!(実は密かに声が好きなもので :oops: )
今から楽しみ〜♡

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七之助様♡が出ないから今月は昼も夜も3階B席をGETしているんだ
けど、昨日はちょっとイラつくコトがあったんだよね :mad:

私の席はB席の最後尾列だったんだけど、同じB席エリアの1&2
列目の20席くらいが最初の演目が始まってもガラガラ状態。
1番お安いこのエリアがこれだけ空いてるってどういうコト :roll:
思ってたら、開演10分後くらいにわらわらと団体が登場。

まずね、開演後にあれだけの大人数が座席に着き始めるってコト
自体がウザいのよ、落ち着かないしザワザワするし :evil:

おまけにその団体が某大陸の爆買いが大好きな方々で、マナーが
ヒドいのなんの。
開演中にスマホをいじる、喋る、カメラ取り出す、荷物をガサガサ
触る、つばの広い帽子を被ったままでいる、前のめりで見る…。

もう係員さんが何度も腰をかがめて席まで来て注意してたからね。
それでもワサワサうるさい御一行さん。

演目が終わると全員が一斉にサーッッと退席して、また次の演目が
始まってしばらくするとドドドーッッと席に着くの繰り返し。

当然奴らの真後ろの列の普通のお客さんはブチ切れまくり :twisted: :twisted: :twisted: で、
幕間の時に係員さんに直接文句言ったんだろうね。
英語で書かれた注意書きを掲げて幕間の度に注意してたもん。

半分くらいの人は途中から寝始めてたし、しかも最後の演目まで見ず
に帰っていったからね。
こっちからしてみたら好きなものを楽しく気持ち良く観たくて行って
るのに、一体何で来たんだよ(=`ω´=)の世界だったな。

帰宅後にその話をしたらジジ曰く、値段の安い席にはそういう
団体さんが来る確率は高いからそれが嫌だったら良い席で観なさい
よ、とのコト。

いやいや、そりゃそうなんだけどね、良席は高いんだってば :mad: :mad: :mad:
チケット代出してくれるならいくらでも取りますよ、1等席。
でもそんなコト…。

出来ないじゃーーーーーーーーーーーん\(*`∧´)/

今年は年末ジャンボ、買おっかな。

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