2006/02/19 のアーカイブ
血が似合わないトム・ハンクス。
2006/02/19 日曜日 - 19:15:38 by nimoロード・トゥ・パーディションを見た。
お気に入りのトム・ハンクスが出てるから、っていう理由ではなくて
ストーリーに興味があったから。
簡単にあらすじを言うと…。
マフィアのボスに使えてたトム・ハンクスが、ボスの息子と起こした
軽率な殺しの現場を自分の息子に目撃されてしまい、口封じの為に組織
から逆にハンクス親子が命を狙われるというお話。
マフィア系の映画は、結構好きかも
でもトム・ハンクスがマフィアってちょっと… と思いながらの鑑賞開始。
で、予感的中
違和感バリバリ。
いくらシリアスな顔して声のトーンを落としても、彼にはマフィア・忠誠・復讐・銃乱射・殺し・血だら真っ赤は似合わない
自分の息子の将来を案じるトコとか愛情深い人間性を表現する場面は
凄くジ〜ンとくるんだけど、どうもそれ以外は…。
その反面、死体の写真を撮りまくってたジュード・ロウは、彼以外に
この役は出来ないでしょってくらいのハマリ役だったね
時々見せるイッちゃった目つきは、背中がゾクッ
最後の最後にトム・ハンクスを撃った返り血を顔に浴びながら、
ニヤリと笑ってカメラをセットしたシーンでは、思わず
「こいつ、凄いな」ってつぶやいちゃったもん。
主役の配役ミスはおいといて、内容的にはかなりのめり込める
映画だったから、興味のある人は是非見て下さいな