nimo、何してるの？

１３：００からお護摩祈願と同じ本堂内で始まった『大般若経転読会』。

もちろん私は初めての参列だったので何が起こるのかさっぱりこんこん
分からなかったんだけど、それはそれは物凄い迫力のあるものでした。

大般若経とは６００巻からなる経典だそうで、１２人の僧侶の前に
５０巻ずつがキレイに並べられているんですよ。

最初はお護摩の時と同じように静かにお経を唱えているんだけど、
突然その静寂さをぶち破るかの如く声高らかに力強く、個人的には
ちょっと荒々しさを感じるくらいの声量での転読に。

＊転読→長い経文(１巻全部)を読む場合、経題と経の一部だけを読んで
全体を読むのに代えること。

その際、経典の表と裏表紙を左右の手で持って、両手を高く上げて
扇を開くように片方の手を下に下げていくと、蛇腹式の経典の
各ページがパラパラパラ…とキレイに開いて流れるように下へと
落ちていくんです(￣▽￣;)

それを各僧侶の方々が転読しながら５０巻全部やるんだから。
全員揃って同じ速さでする訳ではなく、各々スピードが違う上に
転読の内容も異なってるから色んな動き・言葉が重なり合って、
見てる側はその迫力に圧倒されっ放しでした(￣△￣；）

で、経典をパラパラする時に起こる風を“梵風”というそうで、この風を
あびることで参列者の所願成就につながる…との説明を事前に受けて
いたので、その風を少しでも感じようと前のめりになっていたら〜。

本来なら目の前で転読が行われてるんだから、梵風は私の前方から来る
んだろうな〜って思うじゃないですか、普通

なのに、私の後頭部や背中にやたらめったら風を感じるんだよね。
しかも結構強めの。
いくら何でもこんな「風吹いてまーす( v￣▽￣)」的な強さではない
はずだし、しかも何で後ろからなの と頭が大混乱。

もしかして薬の副作用とかで皮膚感覚がバカになったのか(￣ロ￣lll)
と思い、念のためそーっと後ろを振り向いたら…。

思いっきり扇風機が回っておりました

「なんでやねん…ヾ(￣ﾍ￣; )」
と心の中でひとりツッコミを入れつつ、
「でもな〜、後ろで扇風機があんなにブンブン頑張ってたら梵風みんな
本堂の奥の方に行っちゃわないかぁ…(￣ ￣；)」
とも思ったり。

雑念が多過ぎましたね、私
本堂内を巡り巡って、梵風、ちゃんとあびていましたよ。

お護摩祈祷は３０〜４０分くらいだったけど、大般若経転読会は１時間
近く行われていました。
本当に運良く参列するコトが出来て良かったです（＊＾＾＊）

１３：００からのお護摩祈祷と同時に行われるので、次回また参列して
病気平癒のお護摩祈願してこようと思います。

左：自分の部屋用の掛け軸
右：お護摩札です。ちょうど縁日の日に行ったので「縁日修行」の文字が
書かれています。

イイですね、川崎大師って。
素敵なお寺さんですよ。

家を出発して大山門に着くまで約２時間かかりました。
埼玉〜東京〜神奈川だからね、遠いっちゃ遠いよね。
でも、時間を作って何度も足を運びたいです。

ジジ＆ババのリクエストで、川崎大師名物久寿餅もお土産に買いました。
２〜３人用の我が家にピッタリな大きさのを買ったんだけど、あっと
いう間に完食となったので次回はもう少しジャンボリーなのをお買い上げ
します(〃⌒ー⌒〃)