nimo、何してるの？

今月の月イチ歌舞伎『三人吉三(さんにんきちさ)』を観てきました。

２年前の２０１４年６月にシアターコクーンで上演された時は３時間半
以上あったそうだけど、映画は２時間１５分にギュギュッ！とまとめ
られていました(⌒-⌒)

同じ吉三の名を持つ三人の盗賊(中村勘九郎・七之助、尾上松也)が
出会って義兄弟の血盃を交わすんだけど、その後数奇な運命に翻弄され、
懸命に生きていくものの最後はお互いを刺し違えて悲劇的な最後を
迎える…みたいなストーリー。

これね、途中からこの三人以外の要となる人物が実は父親が同じ
双子の兄妹で、それを知らないで恋仲になって…みたいな話になるん
だけど〜。

私、この手の話って頭がこんがらがって訳が分からなくなるから
ぶっちゃけ苦手なんだよね(￣_￣|||)

「えっ、この二人血が繋がってんの？じゃあダメじゃん、そんな
関係になっちゃ。ってコトは、この人とあの人も兄弟ってコト？？」
みたいになってくると、もともとあまりオツムの回転がよろしい方では
ないので人間関係を自分なりに整理してるうちに話はどんどん進んでて
何が何やらさっぱりこんこんに…(＿　＿|||)

大昔、石坂浩二がやってた金田一耕助シリーズもそうだったよね。
横溝正史だっけ、原作書いてたの。
もう血縁関係とかがひっちゃかめっちゃかだったじゃん
あのドロドロ感は面白かったんだけど、理解するには一苦労って
ヤツですよ。

まぁでも今回のは七之助様♡が美しかったのと、着物姿で殺陣をやる
時のカッコ良さが息を飲むほど素晴らしかったのでオールOK

前方の席に座ってたお客さんの頭が真っ白になるくらいに大量の雪を
降らせた中での三人の殺陣は迫力あって、見る価値はありますよ。

DVDになってるので、興味のある人は是非どうぞ（＾ー＾）