nimo、何してるの？

昨日、TBS赤坂ACTシアターで観てきた赤坂大歌舞伎。
中村勘九郎＆七之助様♡兄弟が主演の『夢幻恋双紙（ゆめまぼろしか
こいぞうし）赤目の転生』。

６日初日には松潤が、昨日は中村福之助さんが観に来ていたそうで。

愛する女性・歌(七之助様♡)を幸せにしようと何回も転生を繰り返す
太郎(勘九郎さん)。最初の太郎はヘタレで弱々っちく、次はめっちゃ
強いんだけど超傲慢男、その次はどうにもこうにも優しすぎる

結局最後まで歌と結ばれるコトなく、エンディングは「あらま !」。
全然報われない可哀想な運命の太郎…みたいなストーリーでした。

世間的には脚本・演出を手掛けた方が絶賛されてるようだけど、
私的にはムムムのム〜(ー’`ー;）

新作歌舞伎ってコトだけど、歌舞伎の要素どこにあったの？
途中ツケ(舞台上手で板に拍子木をバタバタバタ♪と打ち付ける)が１回
あってそれは歌舞伎っぽかったけど、あとは皆無だったんだよね。

大向こうさんの掛け声も一切ない。
言葉もモロ現代口調。
舞台装置も切り絵調な造りのみで華やかさ♪ZERO〜♪。
効果音にピアノを使用。

これらが今までになかった斬新さで「新作歌舞伎」だというならば、
私はもういいや、見なくても( ￣_￣)

ちょっと小洒落た時代劇を見せられた感がてんこ盛りでした。

同じ「新作歌舞伎」でも、去年の８月に歌舞伎座で上演された
『廓噺山名屋浦里（さとのうわさやまなやうらざと）』。
落語家の笑福亭鶴瓶さんの新作落語を歌舞伎にしたものだったけど、
これは素晴らしかったですよ♪(*￣ー￣)ｖ

やっぱり勘九郎＆七之助様♡兄弟がメインで出てたけど、もう
これぞ歌舞伎 って感じで見応え十分だったもん。
舞台も衣装も豪華、そんな中にホロッ と泣けるトコもあって。
この演目は何回でも観たいです（＊＾＾＊）

あ、なにも私は豪華＝歌舞伎と位置づけしてる訳ではないですよ。

演目によっては江戸の下町の庶民の生活を描いたものもあるし、
ドリフのコントの延長みたいにアッホみたく笑いっぱなし
っていうのもあるし、色々です。

ただ今まで観たものに関しては、
「へぇ〜、歌舞伎ってこんななんだぁ〜。こういうのもあるんだ〜。」
って感心したり感動したり、素直に受け入れられてたんだけどね。

昨日のはちょっと…途中から拒絶反応がハンパなかったかも。
フフフ、まぁそういう時も長い間にはあるんでしょう。
七之助様♡も綺麗だったんだけどね、トータルすると全くもって
違うかな でした。

大好きないてうさんがたくさん出てくれてたのは、猛烈に嬉しかった
です(〃⌒ー⌒〃)

さて、明日は歌舞伎座・五月大歌舞伎のチケット発売日です。
いつもの３階B席だけど、良い場所が取れますように☆