2005/06/14 のアーカイブ

フランス語とこれから。

2005/06/14 火曜日 - 23:32:55 by nimo

ポストを開けたら、東京日仏学院から夏期講座のプログラムが届いていた。「フランス語を離れて、もうどれくらい経つのかなぁ…」なんてぼんやり思いながらパラパラ中を見てみる。物凄くお世話になって可愛がってもらった先生や、意地悪されてたようで何気に鍛えてくれてた先生の名前を見つけては、ニンマリ。「あ〜、会いたいなぁ〜」って思うんだけどね、もう前のようには喋れない。日常生活においてはプライドがゼロ以下なんだけど、フランス語に関してはそこそこ勉強してたから、ここまでレベルを落としまくった自分を先生に見られたくはないって気持ちがかなり強くある。復習を兼ねながら問題集を家で少しやって勘を取り戻してから、また日仏復帰したいなぁ…。

1番最初にフランス語を勉強したのは御茶ノ水にあるアテネ・フランセなんだけど、今思い出してもどこにそんなパワーがあったのかって不思議なくらい、勉強しまくってたんだよねぇ〜。だって、仕事しながらなのに月曜から土曜日までの週6日、アテネに通ってたもん。当時はそれこそ入門クラスだったからアルファベから習ってたけど、ついでに発音クラスも受けたりしてたし、毎日毎日仕事してる時以外はず〜っとフランス語だらけ。それが楽しくて楽しくて仕方なかったんだから、いかにのめり込むと凄い性格かっていうのが分かる。だんだん自分の言いたい事が言えるようになって、何とか会話のキャッチボールが出来るようになってきた辺りで(レベル的にはまだまだ底辺を這いずりまわってたけど)1人で2ヶ月間だけ渡仏。好きなことの為なら、想像も出来ないような度胸と行動力が発揮されるんもんだよね、人間って。そういう力が自分にはあるんだって確認出来たのも、嬉しかったな。

転職を11回繰り返してるあたりからも、自分が1つの場所に定着出来ないっていうのはよく分かってる。そろそろどこかに飛び出してもイイ時期かもね。ただ以前みたいに、興味ある方向へガンガン突っ走ってればイイっていう年齢でもなくなってきてるから、向かう方向だけはきっちり絞っておきたい。ココ最近、頻繁にこの日記に登場している気象予報士の平井さんが、1年位前にケイコとマナブで受けたインタビューを今日見つけた。自分の仕事に誇りと自信を持っていて、自分の信念を貫くため“安定”という道から“挑戦”という道を選択した生き方が、何か羨ましかった。お花見の頃「愛する人と、きれいな桜の下を歩きたいですねぇ〜」なんてオヨヨなコメントをしてた平井さんだけど、凄〜く強い人なんだなぁって感心。色んな事にチャレンジしてる人って結構好きかも。