nimo、何してるの？

以前、派遣社員として講談社で働いてたことがあったんだけど、その時に仲良くなった
友人が今日遊びにきた。確か私が入院中にお見舞いに来てくれた以来だと思うから、
彼女に会うのは約１年ぶり。元気に我が道を進んでるようで、一安心した。

一緒に働いてた頃から彼女が凄くパン好きだったのは覚えてるんだけど、今は仕事を
しながらパン作りの学校に通って勉強しているらしい。趣味じゃなくて、本職にする為。
だから普段の授業や試験も厳しいらしく、脱落する生徒さんも多いそうで。
悔し涙を流しながらも、毎日家でパン生地を手にして練習してると聞いて驚いた。
休みの日に家で作っては先生に見てもらったり、職場の人に味見してもらったり。
｢本当に好きだからやれるんだねぇ〜｣って感心したのもつかの間、
｢でも今はパンなんてみたくもないし、食べたくもないよ。｣っていうのには笑った。

さらに笑ったのが…。
相当パンに詳しいんだろうなと思ったから、｢どこかオススメのお店とかない？
どこどこのあのパンは美味しい！みたいの。｣って聞いたら、真顔で
｢パスコのイングリッシュ・マフィンですかね〜。｣って答えたのには笑った。
いやいや、スーパーとかで買えるやつじゃなくて〜って説明したら、彼女曰く、
全然その手の情報には詳しくなく、ちまたでよく聞く美味しいパン屋さんには全く足を
運んだことがないそうで。
今日お土産に、新宿の伊勢丹に入ってるメゾン・カイザーのクロワッサンを買ってきて
くれたんだけど、｢私も食べたことないんだよね〜。明日の朝、初めて食べるの。｣とか
言ってるし。ホント、笑える。

で、パン作りにはどういうバターが合うの？とか、お水はどんなの使ってるの？？って
質問すると、｢え〜っと、確か森永の何とかっていうバターが美味しくて、何とかって
いう粉と合うんですよ。水は硬水だか軟水だか…あれ〜？忘れちゃったなぁ。
あ、あと○○パンには何とかっていうのを入れると上手く出来て…｣etc,etc…
と、肝心なトコが全部“何とか”になってる。
｢１番大事なトコがちっとも分からないじゃ〜んっっ！！｣なんて２人で大爆笑してる時に
フッと思ったんだけど…。
私も結構そういう感じで喋ってるらしく、｢大事なところをいつも忘れてて、全然情報が
伝わってこないっっ！！！｣って毎日のように怒られてる。
ハハハハハッッ！かめへん、かめへん。

友人は来月フランスパン、その次にクロワッサンをマスターして授業が終了するらしい。
早く彼女お手製のクロワッサンを食べたいな。応援してるからね！頑張れっっ！！

★おまけ★
行きたいパン屋さんが２つ。渋谷VIRONと青山d’une-rarete